Graduate School of Teacher Education Wakayama University bulletin of Course Specializing in Professional Development in Education 2
2018-03-23 発行

“Dialogue” in Psychotherapy and “Dialogue” in Education

サイコセラピーにおける「対話」と教育における「対話」
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DOI
Language
jpn
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75
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82
Keywords
対話
サイコセラピー
対話的な学び
生徒指導
教職大学院
Abstract
新学習指導要領で「対話的な学び」視点が導入され、深い学びのための手段として「対話的」であることの意義が強調されている。本稿ではポスト・モダニズムの4つのサイコセラピーにおける「対話」について紹介し、その対比から学校現場および当教職大学院授業における対話について考察した。授業の事例検討における対話プロセスが、サイコセラピーでいう外的会話と内的会話の往還作業による新たな意味を生む体験に類似することを示した。今後、その体験が学校現場における対話システムの広がりとなる可能性を指摘した。
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