Only oneを創る : 和歌山大学オンリー・ワン創成プロジェクト報告書 2007
2007-01-01 発行

Development of a Galaxy HI observation system for the 8m radio telescope at Misato Observatory

8m電波望遠鏡の改修と波長21cm電波輝線による銀河系の中性水素(HI)の観測
佐藤 奈穂子
SOGA, Masato Faculty of Systems Engineering 和歌山大学研究者総覧
矢動丸 泰
豊増 伸治
小澤 友彦
佐藤 文隆
FullText File
DOI
Language
jpn
Start Page
11
End Page
25
Abstract
8m電波望遠鏡を改修し、銀河系からの中性水素(HI エイチワン)輝線を観測するシステムの立ち上げを行っている。この望遠鏡は、長野県の野辺山太陽電波観測所の「野辺山動スペクトル計」を和歌山県のみさと天文台へと移設したものである。現在、銀河系からのHI輝線によるファーストライトを済ませ、銀河面(天の川)に沿っての試験観測を行った。また、この8m電波望遠鏡を用いた天文普及活動も行っている。本研究の期待される結果としては、(1)新しい電波天文学の教材の開発 (2)一般市民を対象とした電波天文の普及活動 (3)卒論・修論の素材としての利用、が挙げられる。
Text Version
publisher