和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 11
2001-08-12 発行

教員養成学部学生の資質能力の育成についての研究 : 学生が運用するメールボランティアの取り組みを通して(<特集>総合センター化記念-教育臨床,総合的な学習,情報教育-,教育システム改革研究プロジェクト)

Research about Cultivating of Student' s Natural Capability in Faculty of Teacher Training
馬場 敦義
野中 陽一
フルテキストファイル
DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
63
終了ページ
70
キーワード(和)
ボランティア
電子メール
ネットワーク
抄録(和)
この論文は,メールボランティア活動を通して明らかになってきたことをメールボランティアからの電子メール(以下,メールログ)をもとに検討を行い,考察したものである。平成14年度からの学習指導要領では,「総合的な学習の時間」が全面的に実施されるようになる。それに伴い子どもたちの興味・関心・疑問に基づいた授業を計画し,行われることが多くなると考えられる。その際,子どもたちの学習を支援するメールボランティアが活用されることもあるであろう。そのようなメールボランティア活動に関わった学生は,子どもたちがどのようなことに興味を抱き,質問をするのかを学んだのであるが,そのこと以上にメールボランティアのサポーター(以下,めるぼAD)として関わることで身につけることのできることが明らかになってきた。
著者版フラグ
出版者版