和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 12
2002-08-12 発行

和歌山大学周辺の水生生物相の予備調査・観察会報告(予報)

Preliminary research and observation of aquatic fauna around Wakayama University.
溝口 和子
土井 浩
貴志 正幸
貴志 一美
田村 雅弘
岩田 勝哉
フルテキストファイル
DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
151
終了ページ
158
記事種別(和)
一般研究
キーワード(和)
水生生物
大年川
田圃用水路
観察会
抄録(和)
和歌山大学が栄谷の地に移転してから16年がたち,大学建設による周辺の生態系の撹乱も一応の落ち着きを取り戻しつつあると考えられる。しかしこの地域は,大学建設以前から,建設業者によって大規模開発が計画されていた。そして昨今急速に,大学周辺で様々な開発が行われてきており,これらが,回復しつつある生態系に大きなダメージを与えるであろう事は想像に難くない。以上の点から,現状での大学周辺の生物相の記録をとっておく事は極めて重要であろう。しかし2001年度には,生物相調査のための予算措置がなされなかったので,水生生物についての予備的な調査のみ行う事にし,2001年夏から秋にかけて,梅原地域の大年川とその周辺の水生生物相を調べた。また8月には地元の子ども達に呼びかけて観察会を開いた。ここではその簡単な報告を行う。
分類(和歌山関係論文)
400 自然科学
著者版フラグ
出版者版