和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 8
1998-08-24 発行

子どもの新しい変化(「荒れ」)と教職に関する研究 : 小中学校の担任教師調査結果から(教育臨床・学校教育相談研究プロジェクト)

A Study on the New Change of Children ("Disolanting") and Teaching Profession
松浦 善満
中川 崇
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DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
1
終了ページ
10
キーワード(和)
教師調査
授業不成立
「学級崩壊」
新しい「荒れ」
抄録(和)
学校において授業が成立しない,いわゆる「学級崩壊」現象が増加しており少なからぬ教師が休職あるいは退職に追い込まれているという。しかしながらそれらの実態は必ずしも明らかではない。本研究では小中学校の学級担任教師を対象にしたアンケート調査によって,学級の荒れの実態と教師の対応,ならびに教職意識を明らかにした。その結果,授業を中心にした子どもたちの「荒れ」は中学校だけでなく小学校にも,また教職経験や性差にかかわらず広がりつつあることがわかった。また「荒れ」に対する教師側の対応が様々な形で模索されていることが明らかになった。
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