和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 2
2018-03-23 発行

特別活動における学級会の取り組みの意義と展望

The Significance and the Perspective of Classroom Meeting as Extra-Curriculum Activities
中山 眞弘 教育学部
須佐 宏 教育学部
フルテキストファイル
DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
65
終了ページ
74
キーワード(和)
特別活動
学級会
話し合い活動
新学習指導要領
市民教育
抄録(和)
平成29年度に告示された学習指導要領では、小学校および中学校における「特別活動」に関して、「話し合い」活動や「合意形成」に関しての記述が追加されている。児童生徒が学校生活から問題を設定し、話し合い、合意形成を行う体験によって児童が学びを得られるように意識的に学級での活動を組織する必要がある。その際たる活動が、「学級会」の取り組みであると言えよう。しかし「学級会」を実施する学校は現在では減少しており、その長年の蓄積は学校現場で失われつつある。本論では学級会の実践を取り上げ、現在の学校教育において実施する際のポイントを挙げながら、学級会に取り組む意義について確認する。
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