和歌山大学クロスカル教育機構研究紀要 3
2022-3-31 発行

教養科目としての日本語教育実習 : 「日本語教育演習」実践報告

松下 恵子 研究グローバル化推進機構 和歌山大学研究者総覧
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DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
129
終了ページ
141
記事種別(和)
実践報告
キーワード(和)
日本語教育
教養科目
キャリア教育
異文化理解
協働学習
抄録(和)
本稿は、2021年度新たに開講した「日本語教育演習」の実践報告である。この講座は、教養科目において重要となる「コミュニケーション能力」「主体性」「異文化理解力」「協働学習」「キャリア教育」の育成を目的として、授業の中に日本語教育の要素を取り入れたものである。履修生は「外国語学習体験」「CLIL実践報告」「模擬授業」における活動や留学生との交流を通して、教える側も学ぶ側も「共に学ぶ者」という同じ立場であることを理解した。このことは、多様性の理解およびキャリア理解につながるだろう。
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