和歌山大学附属特別支援学校では2010年度より、9年間にわたり、「サブ・ケアシステムの会」で連携機関とのシステムの組み合わせや支援のつながり、橋渡しについて研究・実践してきた。機関のサービス情報やケアチーム編成の方法を共有し、各機関が持つそれぞれのケアシステムをサブ(補助的な)・ケアシステムとして活用できることを目的とする会である。その活動により、地域での関係機関をつなぎ、9年間での参加機関は、小中学校8校、高等学校3校、特別支援学校3校、関係機関32機関、和歌山大学、附属学校で、述べ200名を超える。また昨年度から、関係機関の協力により、教育支援活動での連携として「性教育」の整備が始動している。