ID 5067
FullText File
Authors
梶本 久子
Self DOI
Journal Title
和歌山大学教育学部付属小学校紀要
Publisher
和歌山大学教育学部附属小学校
NCID
AN10218789
Volume
34
Start Page
34
End Page
37
Order
09
Published Date
2011-03-01
Language
jpn
Docuemnt Type
社会科教科提案
Keywords
ふるさと
地域教材の開発
対話型学習ひとり学習
学び方を学ぶ
Abstract
中学年の社会科は地域学習である。身近な地域を調査,見学をして問題解決的な活動をすることにより,地域社会の社会的事象の特色や相互の関連について考える力を育てることがねらいとなる。その中で,ふるさと(地域)に学ぶとは,教材との出合いを地域にかかわることから見つけ出し,地域の「ひと・もの・こと」とのふれあいの中で社会的事象を考えるきっかけをもたせることだと考えている。そこで,身近な地域とのかかわりの中で見出したよさを実惑し,地域との主体的なかかわりをもとうとする子,すなわちふるさとを愛する子(個)を育てたいと考え,昨年度に引き続き,「ふるさと和歌山」にこだわった教材の開発に取り組んだ。
その結果,子どもたちは社会科の学習を通して“ふるさと(地域)を愛すること”の大切さを学んだ。本実践でも,教材との出合いを大切にし,子どもたちが抱いた疑問や発見から生まれた問題を取り上げた。特に和歌山城を取り上げた単元では,身近にある和歌山城の現状に切実な願いをもち,教材と対話しながら教材に問い続け,学びを深めることができた。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher