ID 250
FullText File
Title Alternative
The Suggestion that the child-rearing and education bring up zest for living in children.
Authors
Self DOI
Journal Title
Faculty of Education, Wakayama University bulletin of the Center for Educational Research and Training
ISSN
09182683
NCID
AA11198765
Volume
10
Start Page
1
End Page
20
Order
03
Published Date
2000-08-12
Language
jpn
Keywords
認知心理学
学校教育
育児
メタ認知
学習観
自立
Abstract
これまで別々に議論されていた,こどもの日常的活動と学習活動を統合的に認知心理学の立場から捉える視点を提供し,それらに関わり援助するあり方を問う。まず,こどもたちの「切れる」という現象を分析する。こどものすべてを受け入れるという受容論,だめなものはだめと教え込むという強制論の2つの対立する極論の難点を指摘し,こどもと向き合うとはどうすることかを考察する。また,「反復練習させればよい」「できればうれしい」「体験すれば学習」などの誤った学習観を批判し,それを支えてきた評価観を批判する。それらの考察を通して,自立を援助し,生きる力を育てる学習環境の構築とそのあり方について提言する。そして,育児・教育の本質とは何かという観点から考察する。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Accession No.
KJ00004170517