ID 206
FullText File
Title Alternative
Wilhelm Flittner's Theory on the 'Musische Bildung' in Germany
Authors
長谷川 哲哉
Self DOI
Journal Title
Faculty of Education, Wakayama University bulletin of the Center for Educational Research and Training
ISSN
09182683
NCID
AA11198765
Volume
7
Start Page
105
End Page
118
Order
15
Published Date
1997-08-24
Language
jpn
Docuemnt Type Alternative
Research Paper
Keywords
ミューズ的
美的
表現主義
芸術教育運動
青年運動
改革教育学
W・フリットナー
F・シラー
F・ヴェルフェル
E・クリーク
Abstract
当小論は、現代ドイツの教育学者W・フリットナーの唯一のミューズ教育論文について,西欧の美的教育思想史におけるその歴史的位置づけと,その理論的特質の解明とを意図して調査考察したものである。後者の仕事の方法としては,彼の教育学思想全体との関連付けと,同時代のミューズ教育論との比較とを採った。その結果,フリットナーのミューズ教育論の特質は,「ミューズ的」が「美的-倫理的」の意味にあること,またその歴史的源泉はシラーの美的教育論にあることを論証しえた。加えて,近代ドイツに特有なミューズ教育の,我が国における今日的意義の一端を知ることができた。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Accession No.
KJ00004170633