ID 4996
FullText File
Authors
藤井 万紀
稲田 量子
Self DOI
Journal Title
Graduate School of Teacher Education Wakayama University bulletin of Course Specializing in Professional Development in Education
Publisher
和歌山大学大学院教育学研究科教職開発専攻(教職大学院)
ISSN
2432678X
NCID
AA12779311
Volume
7
Start Page
135
End Page
142
Order
16
Published Date
2022-11-30
Language
jpn
Docuemnt Type
論文紹介
Keywords
小学校算数
対話的で深い学び
思考の可視化
考えノート
Abstract
本稿では、「対話的で深い学び」の実現に向けて、算数の授業研究を通して、様々な視点からアプローチしている第二著者の研究成果を紹介する。第二著者である実践者は所属校の課題を丁寧に分析し、学習指導要領を研究したうえで「対話的で深い学びを充実させる授業デザイン」について研究している。数学的活動の充実、ペア学習やグループ学習による学び合い、教師の働きかけなど具体的な実践例からその効果的な方法を挙げている。1 年生の子供を対象とした実践であることから、考えノートを書かせたり、ペア学習やグループ学習を導入したりする時に必要な、教師の働きかけや思考の可視化に有効なアイテムが挙げられていてとても参考になる。これらの指導を通して、自分の力に自信を持った子供がとても多くなったというアンケートの結果からもこの実践の価値が明らかである。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Category (Wakayama)
370 Education