ID 5280
FullText File
Authors
湯浅 明菜
Self DOI
Journal Title
和歌山大学教育学部付属小学校紀要
Publisher
和歌山大学教育学部附属小学校
NCID
AN10218789
Volume
35
Start Page
26
End Page
29
Order
06
Published Date
2012-03-01
Language
jpn
Docuemnt Type
国語科教科提案
Keywords
小グループ学習
課題意識話し合い
『大造じいさんとガン』
朗読の工夫
Abstract
一人ひとりが課題に対して自分の思いや考えをもってそれを伝え,友だちの話を聞くことによって,自分の考えをさらに深めていけるような学習を展開したい。そのために,より多くの子どもが自分の思いや考えを伝えられる場がほしい。そこで,小グループ学習を生かしたいと考えた。小グループになるだけでは協同的な学びは生まれないので,まず,考えを話し合いたいと思えるような課題設定が必要であると考えた。子どもたち自身が,何のために作品を読み深めていくのか,読み深めていくことでどんな力につながるのか見通しを持つようにすること,また子どもたちにとって魅力ある課題を設定することを学級の実態に合わせて考えた。また,安心して自分の意見を言える学級風土づくりを心がけてきたことが,朗読の工夫を考えるという課題の中で,友だちの読みの良いところや改善点に目を向けて伝え合って高め合おうとする姿につながった。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher