ID 1362
FullText File
Title Alternative
The variation in the before and after results of OBLA-speed, heart rate and stroke count taken from elite high school swimmers at a swim camp
Authors
坂上 裕昭
Self DOI
Journal Title
Bulletin of the Faculty of Education, Wakayama University. Educational science
Publisher
和歌山大学教育学部
ISSN
13425331
NCID
AN00257966
Volume
58
Start Page
93
End Page
101
Order
13
Published Date
2008-02-29
Language
jpn
Keywords
高校生スイマー
合宿
OBLA-SPEED
心拍数
ストローク数
Abstract
本研究の目的は、高校生に学業と部活動を両立させるため、より効果的な長期休業中のトレーニング計画を構築することである。そのため本研究では、高校生トップスイマーの有酸素代謝能力の変化を探り、7日間の合宿で運動量を増加させ、合宿前後のOBLA-SPEED、心拍数、ストローク数の変化を検討した。対象は、高校生水泳部員男子6名女子6名とし、合宿前後、および合宿17日後通常練習形態に戻した後の変化を乳酸カーブテストにより比較検討した。合宿において通常練習と同じ練習カテゴリーで約3倍の練習量をこなした結果、合宿前に比べ合宿後のOBLA-SPEEDに有意な向上が見られた(p<0.05)。また、合宿17日後には合宿後に比べ、さらに有意な向上を示した(p<0.01)。心拍数においては合宿直後、最大努力下で有意な低下(p<0.01)を示したが、17日後は合宿前に比べて有意な変化は見られなかった。ストローク数は、合宿直後に合宿前より有意に増加し(p<0.05)、17日後には合宿前より滅少した(p<0.001)。以上のことから、長期休業中に練習量を増加させることが、有酸素代謝能力とストローク技術の向上を促すことができ、トレーニング効果の向上を見込むことができると示唆された。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Accession No.
KJ00005091619