ID | 347 |
フルテキストファイル | |
その他のタイトル(欧) | Influence of the handicapped child on prior intercourse using the TV conference
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作成者 |
小栗 信
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Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要
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出版者 | 和歌山大学教育学部附属教育実践総合センター
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ISSN | 13468421
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NCID | AA11806940
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巻 | 11
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開始ページ | 71
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終了ページ | 75
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並び順 | 10
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発行日 | 2001-08-12
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本文言語 |
日本語
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キーワード(和) | 交流教育
知的障害児
ネットワーク
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抄録(和) | 平成11年11月,和歌山県海草郡M中学校1年生徒と和歌山大学教育学部附属養護学校中学部生徒の交流が行われた。その経過で,養護学校中学部1年男子生徒4名に対して意識調査を行い,TV会議がもたらす効果について検討した。意識調査は,障害児の交流相手に対する「能動性」「受動性」「消極性」を独自に作成した各4項目の質問を用いて調査した。調査はTV会議交流の前日とTV会議交流の直後の2回行い,それぞれ個別インタビューにより,「思う」「分からない」「思わない」の3件法で回答を求めた。能動性・受動性・消極性の各項目についてはそれぞれの回答に3点,2点,1点を与え得点化した。各得点の平均を分散分析により検定した結果,消極性に関して5%水準で有意差が見られ,交流の事後において消極的態度は低下した。消極性が低下した理由として,テレビ画面を通して話したことで,交流相手の生徒たちが「叱ったり」「悪口を言う」相手ではなく,自分に好意を持って接してくれる相手であることが分かり,不安が軽減したためと推測された。
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版者版
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アクセション番号 | KJ00004184532
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