ID | 3495 |
フルテキストファイル | |
その他のタイトル(欧) | The Learning of Children in Goal Type Game : Verification from children’s dialogue and teacher’s interaction
|
作成者 |
井沼 瑶
和歌山大学教育学研究科
|
Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教育学部紀要. 教育科学
|
ISSN | 13425331
|
NCID | AN00257966
|
巻 | 69
|
開始ページ | 91
|
終了ページ | 95
|
並び順 | 13
|
発行日 | 2019-02-08
|
本文言語 |
日本語
|
抄録(和) | 本研究では、小学校体育において、児童が「対象(教材)」、「他者」、「自己」との「かかわり」を経験することよって、生まれる学びについて検証した。ボールゲーム単元のゴール型ゲームにおいて、対象グループとした児童5名の行動や発言、対話の様子などを中心に文字に起こした。このデータを分析する中で、単元を通して大きな変化が見受けられる児童Mを抽出した。単元序盤、ゲームでの動き方がわからずに戸惑う様子が見られた児童Mが、教師や仲間からの指示・誘導により、ゲームでの動きを習得し、単元終盤には自分から仲間にゲームでの動き方を指示することができた。この児童の具体的な行動を、3つのカテゴリーに分類し、単元を通した変化過程を時系列に沿って検証した。これらの検証の結果、児童が学びを実現させる中で生じる「葛藤」や「まさつ」が明らかになり、これらが学びの実現につながる過程には、教師の学習課題に則した働きかけや仲間からの働きかけが大きく影響していることが明らかになった。
|
資料タイプ |
紀要論文
|
著者版フラグ |
出版者版
|