ID | 4194 |
フルテキストファイル | |
その他のタイトル(欧) | Consideration of causal relationship between industry and exercise competence : In fourth grade PE ball game units
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作成者 |
古田 祥子
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Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教育学部紀要. 教育科学
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ISSN | 13425331
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NCID | AN00257966
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巻 | 71
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開始ページ | 1
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終了ページ | 9
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並び順 | 1
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発行日 | 2021-02-08
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本文言語 |
日本語
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キーワード(和) | 没頭
フロー体験
統制感
同時効果モデル
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抄録(和) | 本研究の目的は、体育授業におけるボール運動単元において体育勤勉性尺度と運動有能感尺度の各因子間の因果関係を明らかにすることである。小学生4年生4クラス(男子62名女子64名、合計126名)の児童がボール運動の単元に参加した。参加した児童は単元前後で体育勤勉性尺度と運動有能感尺度から構成された質問紙を実施した。分析対象となった因子は、体育勤勉性尺度の「勤勉さ」と「挑戦機会の発見」、運動有能感尺度の「身体的有能さの認知」と「統制感」の4因子である。体育勤勉性尺度の2位因子はフロー体験と中程度の相関を示したものである(勤勉さ:r=.64、挑戦機会の発見:r=.51)。また、分析は単元内における因子間の因果関係を明らかにすることを目的としたことから、同時効果モデルのみにより行った。結果は以下の通りであった。同時効果モデル(構造方程式モデリング)により明らかにされた因果関係は、「勤勉さ」が「挑戦機会の発見」(β=.37)、「統制感」(β=.25)、「身体的有能さの認知」(β=.19)に影響を与え、同時に「統制感」が「勤勉さ」(β=.19)に影響を与えるものであった。この結果は勤勉性が運動有能感を強化することと、勤勉さと統制感の間の循環関係の存在を意味する。このようにフロー体験を通じて運動有能感の向上は、努力や没頭した経験と随伴しており、理想的な内発的動機づけと身体的リテラシーの形成経路であろう。
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版者版
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