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ID 3829
フルテキストファイル
その他のタイトル(欧)
Development Initiatives of school support system・External Cooperation System : As a basis of the role of The Counseling Coordinator for Three Attached School belonging to Wakayama University’s Faculty of Education
作成者
Self DOI [info:doi/]
掲載誌名
和歌山大学教育学部紀要. 教育科学
出版者
和歌山大学教育学部
ISSN
13425331
NCID
AN00257966
70
開始ページ
135
終了ページ
142
並び順
16
発行日
2020-02-04
本文言語
日本語
抄録(和)
和歌山大学教育学部は全国の国立大学附属学校に先駆け2007年から教育学部附属三校専任の教育学部所属・教育相談コーディネーターを配置し大学との連携システムを確立してきた。近年コーディネーター業務においては校内支援だけではなく地域の関係機関との連携が不可欠であり文部科学省も教育相談コーディネーターが校内で機能するため状況を一元的に把握する重要性を指摘している。本研究では附属三校の校内支援体制をより一層、機能的に強化するため、先行研究と附属学校の取組からコーディネーターの役割を軸とした教育相談システム、校内支援体制とコーディネーターの役割を明らかにすることを目的として検討した。その結果、教育相談コーディネーターには、校内支援体制(校内・外部連携)の関係性をつなぎ、校内で迅速な対応や支援を促進し、校内支援システム強化する先導的な役割があることが確認された。加えて円滑な校内支援体制のために対話が不可欠であり、情報の集約伝達経路が明確であることが望ましく、情報のアップデートと早期対応を相談できる場と躍動的なチームが必要であり、コーディネーターのリーダーシップのもと実現可能な役割分担をすることで、支援が具体化実現化していくこと、多様化複雑化する課題に、学校のアフターフォロー体制の必要性も明らかになった。
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版者版
分類(和歌山関係論文)
370 教育