ID | 3321 |
フルテキストファイル | |
その他のタイトル(欧) | The accompaniment way of <Oborozukiyo> which becomes clear by the declamation
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作成者 |
山名 敏之
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Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教育学部紀要. 人文科学
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ISSN | 1342582X
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NCID | AN00257999
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巻 | 68
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号 | 2
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開始ページ | 49
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終了ページ | 54
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並び順 | 08
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発行日 | 2018-02-23
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本文言語 |
日本語
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抄録(和) | 3拍子アウフタクトの拍節を持つ《朧月夜》については、一般的に無理に日本語をあてはめて、日本語のリズム感や自然なフレーズ感をこわしてしまっていると考えられている。本稿では、この定説に疑問を投げかけ、①現在では高野辰之と岡野貞一のコンビによる作品として認識されている本作品に対し、そもそも小学唱歌教科書編纂委員会が合議制であったことについて再認識し、歌詞委員主任であった吉丸一昌の論考を合わせ読むこと、②岡野貞一の作曲法に影響があったと考えられる、彼のオルガニスト奏者・聖歌隊指導者としての経験について再考すること、③前記①と尋常小学唱歌において学年を追うごとに増えていくアウフタクトと松葉の強弱記号との相関関係を探る、以上3点を踏まえつつ《朧月夜》についての新たなデクラメーション解釈を提示するとともに、その伴奏法について明らかにした。
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版者版
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