ID | 5227 |
フルテキストファイル | |
その他のタイトル(欧) | In-school case conference for school refusal using ASEBA : Focusing on changes in consciousness of junior high school teachers
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作成者 |
宮内 裕史
和歌山大学大学院教育学研究科教職開発専攻
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Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究
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出版者 | 和歌山大学大学院教育学研究科教職開発専攻(教職大学院)
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ISSN | 2432678X
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NCID | AA12779311
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巻 | 8
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開始ページ | 67
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終了ページ | 74
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並び順 | 09
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発行日 | 2024-01-30
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本文言語 |
日本語
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記事種別(和) | 一般論文
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キーワード(和) | 不登校
ASEBA
ケース会議
コンサルテーション
チーム援助
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抄録(和) | 本研究では、中学校の不登校傾向または不適応を示す生徒に対する校内のコーディネータによるASEBA(Achenbach System of Empirically Based Assessment) を活用したケース会議によって、教師の意識にどのような変容があったのかを検証することを目的とした。ケース会議前後に教師へ質問紙調査を行い、自由記述をKHcoder によるテキストマイニングの手法を用いて分析を行った。教師は生徒の非社会的行動に対して「現状への危機意識」「対応の迷いや葛藤」「支援体制の不全感」という課題意識を持っていた。ケース会議の前後で「自分」「学年」「難しい」それぞれの語について着目したところ、ASEBA を活用したケース会議を通して、「自分」に関しては「自信」や「対応の変化」に関する記述、「学年」に関しては「共通理解」や「大きな成果」につながったという記述、「難しい」に関しては「本人の特性」をふまえた難しさに注目する記述が見られた。ケース会議後には記述内容の質的な変化が認められ、ASEBA を用いたケース会議が教師の課題意識の改善に資するものであったと考えられた。
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版者版
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