Bulletin of the Faculty of Education, Wakayama University. Humanities science 68 1
2018-01-31 発行

The Effect of Health and Ommunity Development Support for the Purpose of Preventive Care : 9 Years Follow-up Survey with Kamitonda in Wakayama Prefecture

介護予防を目的とした健康・地域づくり支援の効果 : 和歌山県上富田町をフィールドとした9年間の追跡
松田 忠之
本山 司
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DOI
Language
jpn
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117
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123
Keywords
運動習慣
介護認定率
介護保険給付費
社会参加
Abstract
本研究では上富田町をフィールドとして9年間にわたって、住民の運動習慣や地域活動が要介護認定率と介護保険給付費にどのような影響を及ぼしているのかについて検討を行った。その結果、体を定期的に動かすこと、体を動かす週当たりの頻度が多いこと、時間が多いこと、運動以外の地域活動に参加していること、町が主催する行事やイベントに参加することが、要介護認定率を明らかに低下させていることがわかった。その効果は要介護認定のリスクを45%~90%抑制していた。
Category (Wakayama)
360 Society
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