ID 205
FullText File
Title Alternative
The effects of 6 months exercise habit on body composition in obesity students
Authors
加藤 弘
松岡 勇二
Self DOI
Journal Title
Faculty of Education, Wakayama University bulletin of the Center for Educational Research and Training
Publisher
和歌山大学教育学部附属教育実践研究指導センター
ISSN
09182683
NCID
AA11198765
Volume
7
Start Page
97
End Page
104
Order
14
Published Date
1997-08-24
Language
jpn
Docuemnt Type Alternative
Research Paper
Keywords
肥満学生
体脂肪率
除脂肪体重
Abstract
肥満学生を6ヵ月間追跡した結果,体脂肪率(%fat)の正常域への改善率は男子学生が38.3%,女子学生が29.2%であった。また運動習慣の違いが身体組成に及ぼす影響について検討した結果,運動をすることなく体重減少を生じていた肥満学生は%fat,fat(kg)の減少のみならず,LBM(kg)(以下LBM:Lean Body Mass)の減少が男女ともに認められた。しかし,大学生活の中に運動が習慣化されていた肥満学生では,%fat,fat(kg)の有意な減少とLBMの有意な増加を認めていた。このように肥満学生にとって体重減少は生活習慣の違いにより身体組成の側面から,かなりの相違が生じてくることが示唆された。以上のことから,肥満学生に対し,入学時の早期にウエイトコントロールの重要性を認識させ,特に身体活動を伴う身体的変化が如何に重要であるかを強調することが必要であろう。また今後,肥満学生には保健体育的色彩の強い健康管理指導・助言が必要であると思われる。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Accession No.
KJ00004170632