ID 5055
FullText File
Authors
北川 真里菜
Self DOI
Journal Title
和歌山大学教育学部付属小学校紀要
Publisher
和歌山大学教育学部附属小学校
NCID
AN10218789
Volume
45
Start Page
132
End Page
136
Order
17
Published Date
2023-03-01
Language
jpn
Keywords
小学校音楽科
音楽づくり
作曲
プログラミング
ICT 活用
Abstract
本研究は,音楽科における発達の段階を視野に入れた「省察」の姿を設定し,その姿を引き出すためのしかけとして,音楽づくり授業におけるプログラミング活用を試みたものである。低学年という発達段階や児童の実態,音楽づくりのねらいや学習目標を踏まえ,ビジュアル言語型プログラミングソフトを選択・活用して授業実践を行い,児童が音楽をつくるプロセスの分析を行った。その結果,発話記録より「反対言葉(旋律の反行型)」や「しりとり(同じ音でつなぐ)」といった語が頻出する等,児童らが「呼びかけとこたえ」をどのようにつなげるか,旋律のつなげ方について試行錯誤しながら音楽をつくっていることが明らかになった。
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher