ID 3374
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Title Alternative
A STUDY ON A HOUSING RECONSTRUCTION AFTER THE KII PENINSULA FLOOD DISASTER : A CASE STUDY OF SINGU CITY KUMANOGAWA
Authors
冨永 哲雄
Self DOI
Journal Title
Research reports of the Center for Education and Research of Disaster Science, Wakayama University
ISSN
2432762X
NCID
AA12781991
Volume
2
Start Page
21
End Page
28
Order
03
Published Date
2018-03-01
Language
jpn
Keywords
紀伊半島大水害
住宅再建
豪雨災害
新宮市
Abstract
日本では毎年台風が接近し,大雨による土砂崩れや洪水など大きな災害を引き起こし,人的被害や浸水などの住家被害につながっている.これら被災者の住宅再建への支援は1995年の阪神・淡路大地震をきっかけに「被災者生活再建支援法」が制定され,被害額に応じた給付が行われている.本研究は,2011年9月2日から5日にかけて発生した紀伊半島大水害の被災地である,和歌山県新宮市旧熊野川町を対象地域に設定し,被災者の住宅再建の過程に着目し,今後おこりうる豪雨災害に対する課題について論じたものである.その結果,住宅再建に至るまでの期間は被害認定(全壊,大規模半壊,半壊など)によって住宅再建の違いが見られなかったものの,再建費用の面において「半壊」の認定を受けた被災者に対する支援制度の薄さが明らかとなった.
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Text Version
publisher
Category (Wakayama)
360 Society