ID | 5291 |
フルテキストファイル | |
作成者 |
辻本 和孝
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Self DOI [info:doi/] | |
掲載誌名 |
和歌山大学教育学部付属小学校紀要
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出版者 | 和歌山大学教育学部附属小学校
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NCID | AN10218789
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巻 | 35
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開始ページ | 72
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終了ページ | 79
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並び順 | 17
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発行日 | 2012-03-01
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本文言語 |
日本語
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記事種別(和) | 理科教科提案
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キーワード(和) | 「思考の可視化」
省察
イメージ
コンセプトマップ
吟味
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抄録(和) | 今年度は,これまでにも行ってきた「思考の可視化」として,子どもたちの思考を表出させるとともに,その思考にある「共感できること」「納得できること」「驚いたこと」を共有化することで,子どもたちは省察し,自己の認識を更新していくのではないかと考えて実践を行った。
「思考の可視化」としては,発言・文字・絵(図)・モデル・ジェスチャーなどが考えられる。授業の中では発言の割合が大きいと思われるが,対象・他者・自己との対話を深めるためには,自己の思考を見える形にしておくことが有効である。具体的には,子どもたちの思考を絵(図)と言葉やモデル・ジェスチャー・コンセプトマップで表現することにした。とくに, 目に見えない現象についてはイメージとして表出させた。 また,サプテーマにあるA(エース)とは, 6Aの学級目標で使われ「最高の,ピカイチの」という意味があり,自分や友だちの思考の中にある「ピカイチの考え」を見つけることで,自己の認識を更新してもらいたいという思いの現れである。 このような取り組みから,子どもたちが自然事象の本質をさぐり,学びの質の高まりをめざしてきたのである。 |
資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版者版
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