和歌山大学Kii-Plusジャーナル 1
2021-05-31 発行

津波避難タワーの日常的利活用に関する一考察

A Study on Daily Utilization of Tsunami Evacuation Tower
西川 一弘 紀伊半島価値共創基幹 価値共創オフィス 和歌山大学研究者総覧 researchmap
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DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
51
終了ページ
56
記事種別(和)
I 論文・研究レポート
キーワード(和)
津波避難タワー
津波対策
防災まちづくり
観光地防災
抄録(和)
巨大地震による津波が発生した場合,安全な高台などへの迅速な避難が求められる。津波浸水想定区域内において高台などがない場合は,「津波避難ビル」の指定や「津波避難タワー」が建設される。津波避難タワーは緊急時を想定したものであるが,観光利用や住民の健康づくりなど,日常的に利活用することでタワーの価値を高めることや複合的な価値を生み出す可能性があることを示唆している。
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