和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 8
2024-01-30 発行

「言語活動を充実させ、説明する力を高める社会科授業の研究 : 中学校社会科地理的分野『世界の諸地域』を事例として」を読んで

Review of the study of lessons on social studies focusing the language activities at a junior high school
岡﨑 夕貴 和歌山大学大学院教育学研究科教職開発専攻スペシャリストコース1年生
芝 拓実 和歌山大学大学院教育学研究科教職開発専攻授業実践力向上コース修了生
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本文言語
日本語
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113
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117
記事種別(和)
論文紹介
キーワード(和)
言語活動
思考プロセス
可視化
話し合い
評価規準
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抄録(和)
本稿の目的は、芝拓実氏の「言語活動を充実させ、説明する社会科授業の研究」について、優れた点を紹介し、成果と課題について考察することである。芝氏は、「資料の関連付け」と「話し合いによる学習の支援」という課題意識をもって、検証授業を計画し実施した。この取組は、言語活動をいかに充実させるかという今日的な課題にアプローチしたものであるといえる。社会科の資料を読み取り、関連付けるというコンピテンシーを生徒に獲得させる有効な取組となった。本項では、芝氏の研究の優れた点を中心に紹介する。
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