和歌山大学教育学部付属小学校紀要 35
2012-03-01 発行

科学的な思考で追究し続ける子どもを育てる : 可視化することにより交流する

西村 文成
フルテキストファイル
DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
154
終了ページ
157
記事種別(和)
複式提案
キーワード(和)
科学的な思考
可視化
モデル実験
他者との交流
実感を伴った理解
抄録(和)
2 1世紀は「知識基盤社会」の時代であると言われている。そんな時代を生きる子ども達にとって,知識・技能を習得し,活用する力をつけることの重要性が学習指導要領でも述べられている。子ども達一人ひとりが得た知能・技能を基盤とした科学的な見方や考え方を養うことで,科学的な思考力を育成していく。本研究では,「可視化による交流」にスポットを当てた。事象の理由を推論するときの予想やイメージを図に表したり,実際に見られない事象をモデル化したりするなど,可視化することを重要視した可視化した図やモデルを基に,他者との交流をすることでより各自の思考を深められた。なお,本研究は複式学級での実践である。
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