Bulletin of the Faculty of Education, Wakayama University. Humanities science 70
2020-02-04 発行

Mapping the Labor Force Status in Kansai Region, 2015

2015年の関西地方を対象とした労働力状態の地図化
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jpn
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Abstract
本稿では、2015年の関西地方を対象として労働力状態を男女別に地図化し、労働力状態に関わる基礎的情報を提示した。労働力状態の各指標では、人口密度に対応する地理的分布が確認されるものがあり、都市的性格の強さや高齢化の進展との関連が推察された。また、女性の労働力率は都市中心部で高く大都市周辺の郊外で低いことなど、先行研究で示された内容が確認される一方、都市的性格の強い地域で女性の休業者が多いことや、男性の休業者と完全失業者で地理的分布に若干の違いがあることなど、新たな知見もあった。
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