和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 6
2022-03-25 発行

小学校音楽科におけるプログラミングキット(micro:bit)を用いた音楽づくり : 音楽をつくる過程における児童の省察や試行錯誤の促進をめざして

Making music with programming kit ‘Micro:bit’ in the elementary school music lesson:aiming to promote reflection and trial and error in the process
北川 真里菜
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DOI[info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
117
終了ページ
126
記事種別(和)
一般論文
キーワード(和)
プログラミング教育
プログラミング的思考
ICT 活用
旋律づくり
創作
抄録(和)
本研究は、音楽づくりにおいてプログラミングを取り入れることが、児童の省察や試行錯誤の促進につながるのではないかとの仮説のもと、micro:bit を活用した音楽づくりの授業実践を通して明らかにしようとしたものである。授業における児童の発言記録や授業映像記録の分析結果より、①直感的操作 ②即時再現機能 ③音楽の諸要素の個別の操作 ④音楽の可視化や数値化といったプログラミングの機能によって、児童の音楽の理解度や技能に左右されることなく、音楽づくりにおける省察や試行錯誤を促進することが明らかとなった。
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