和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 6
2022-03-25 発行

コロナ禍における小学校特別支援学級での取り組みの経過

The progress of teaching and supports provided for children with special education needs during coronavirus pandemic : actual situations of special needs classes in elementary schools.
福田 規江
山本 知佳
岩﨑 朝蔵
村木 美奈
成末 昂矢
谷本 沙紀
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
147
終了ページ
154
記事種別(和)
研究報告・ノート
キーワード(和)
コロナ禍
小学校
特別支援学級
アフターコロナ
抄録(和)
小学校特別支援学級におけるコロナ禍の取り組みの経過について、特別支援学級の担任を対象に調査を行った。登校時の体温チェックや学校内でのマスクの着用、消毒や掃除の指導などは、2020 年の臨時休業措置期間以降、学校が全面再開された後も継続して行われていることが分かった。また、他者との距離の取り方や給食時の留意点など、継続的な支援によって児童に知識とスキルが定着していることや、授業参観や学校行事などは徐々に再開され、またICT の活用が進み、オンライン授業などが行われていることが明らかになった。
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出版者版