まさに現代は情報化時代,どこを向いても情報が満ち溢れ,刻々と変化し続けている。そのような社会情勢の中で,学校教育にも新しい時代を生きていく子どもを育成していくことが求められている。そこで,平成5年度末に,和歌山市立の全小学校に10台ずつコンピュータが導入された。そして,この10台のコンピュータをより有効に使っていくために,和歌山市立教育研究所に情報教育研究班が招集され,私もその一員として2年間の研修をする機会を得ることができた。平成6年度から7年度の2年間にわたり,情報教育研究研修班『小学校におけるコンピュータ活用の研究』の研修中に,自作ソフトを作り,担任していた1年生の学級で授業実践を行った。