和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 4
1994-08-20 発行

精神薄弱養護学校に在籍する子どもの「生活力」を構造化して捉える試みIII

How can exceptional children learn to become self-sufficient in a school for the handicapped? A study of the structure of learning to become self-sufficient (III)
田中 隆司
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
179
終了ページ
188
キーワード(和)
知的障害児
認識
生活力
2次的障害
認識主体
抄録(和)
生活力に視点を当てて,精神薄弱養護学校に在籍する子どもの行動を観察すると,3つの状態に分類できる。それらは,「閉鎖的主体の状態」,「開放的主体の状態」,「主体と環境が未分化な状態」である。好ましいのは「開放的主体の状態」であり,「閉鎖的主体の状態」,「主体と環境が未分化な状態」は,半ば2次的障害といってよく,改善のための教育が必要である。
著者版フラグ
出版者版