和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 2
2018-03-23 発行

通常学級における合理的配慮に関連するコーディネーターの役割 : 和歌山大学附属中学校の実践と質問紙調査より

The role of coordinators in relation with Reasonable accommodation of Regular classes : Study of the action and questionnaire in 3 Attached Schools Belonging to Wakayama University’s Faculty of Education
福田 修武
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Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
121
終了ページ
126
キーワード(和)
インクルーシブ教育
通常学級における合理的配慮
多様な学びの場
校内支援体制
特別支援教育コーディネーター
抄録(和)
通常学級における合理的配慮要請に、学校現場が応えていくためには、特別支援教育の視点を生かした校内支援体制の整備、また個々のニーズに合わせた具体的な支援が有効である。特別支援学級設置が無い和歌山大学附属中学校において、通常学級における合理的配慮を推し進め、コーディネーターとして多様な学びの場を整えるための連携、実践を振り返り、他の国立大学附属中学校の実践智について質問紙調査から考察する。調査結果より合理的配慮の促進の背景に、コーディネーターの熱意や保護者、本人、また校内と対話を続け、地道な実践の積み重ねが不可欠であることが明らかになった。
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