コロナ禍、ポストコロナ社会における特別支援学校の教育相談、巡回指導等の実際を明らかにし、コンサルテーションを行っていく上での地域校等への情報提供、情報共有することを目的として、和歌山県の特別支援学校5校の特別支援教育コーディネーターを対象にインタビューも含め、調査を行った。「コロナ休校から学校再開まで」、「登校前、登校時、帰宅時」、「学校生活」、「教育相談、巡回指導等の実際」について明らかにし、その課題を検討した。ICT の活用、遠隔授業の効果、医療的ケアの必要な児童生徒や基礎疾患のある児童生徒への支援、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う社会不安の中で障害のある子どもを支えることについて考察した。