和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 5
2021-03-25 発行

役割演技を用いた自我関与を促す道徳科の授業実践

The way of moral education lessons with role - play to give an incentive for ego - involvement
飯田 さくら
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
169
終了ページ
177
記事種別(和)
研究報告・ノート
キーワード(和)
役割演技
ロールプレイ
特別の教科 道徳
自我関与
小学校道徳
抄録(和)
本実践では、小学校の道徳科において役割演技を用いた授業と用いない授業を比較することで、子どもに自我関与を促す授業について検討することを目的とする。役割演技の方法にあたっては、即興的な演技を通して、道徳的諸価値についてせまり、子ども自身の生活をふりかえらせることのできる授業をめざした。その結果、役割演技を用いた授業では、授業中の発言や自己評価、ワークシートなどから、テーマについて当事者性をもって考える子どもたちの姿がみられた。また、その後の調査によって子どもの意識の変化がみられることも分かった。
著者版フラグ
出版者版