和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 8
2024-01-30 発行

小学校知的障害特別支援学級における読み書きの個別の指導・支援 : 国語科及び自立活動の実践を通して

An exploratory study of individualized teaching methods and supports on reading and writing at a special needs class in an elementary school through a practice of Japanese language class and therapeutic educational activities
森下 由紀子 和歌山市立八幡台小学校
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Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
11
終了ページ
17
記事種別(和)
特集論文
キーワード(和)
知的障害
読み書きの指導・支援
国語科
自立活動
抄録(和)
小学校の知的障害特別支援学級に在籍する3年生の児童を対象に、事前のアセスメントに基づく教育的ニーズの把握、授業計画の作成、個別の指導・支援及び評価を通して、読み書きに焦点を当てた個別の指導・支援を行った。国語科の授業では俳句の学習を通して、また自立活動の授業では音とことばの結びつきや表記の学習を通して、字と音の対応の理解や特殊音節の理解と表記に改善がみられ、また学習へ取り組む姿勢や意欲の向上がみられた。知的障害のある児童の教育的ニーズに応じた環境調整やICT の活用などによる指導・支援の工夫が効果的であることが示された。
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