和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 8
2024-01-30 発行

小・中学校国語科における学習者用デジタル教科書の年間を通した活用場面の提案

Suggestion of using digital textbook for learners in the Japanese language course at an elementary school and a junior high-school.
岸田 正幸 和歌山信愛大学
西尾 達也 紀美野町立下神野小学校
貝尻 早希 和歌山県立桐蔭中学校
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
89
終了ページ
97
記事種別(和)
研究ノート
キーワード(和)
国語科
学習者用デジタル教科書
タブレット一人一台体制
学習効果
有効活用場面
抄録(和)
小・中学校国語科における学習者デジタル教科書の年間の有効活用場面を提案するために、17 ~ 19 回に及ぶ小・中学校への訪問調査を実施した。その結果、「話すこと・聞くこと」「読むこと」での有効性が数多く抽出され、具体的な効果を捉えることができた。一方で、「書くこと」については少数に留まった。また、動画や音声等の収録コンテンツは、デジタル教科書の得意分野として認められ、ワーク等の機能は今後さらに収録数が増えることで「知識及び技能」への学習効果が期待できた。
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