和歌山大学教育学部附属特別支援学校は、2014年度、文部科学省より「インクルーシブ教育システム構築モデル事業(スクールクラスター)」の指定を受け、研究・実践活動に率先して取り組んだ。その活動の一分野として、「附属三校コーディネーターの会」を新たに企画・開設した。その会では、特別支援教育の視点を生かし、異なる校種における校内コーディネーターのつながりを強化することを目的とした。より一層の児童生徒理解のため、各校では校内支援体制の整備、活用が急務であり、顔の見える連携による信頼関係の促進、各校の実態や課題を率直に話し合うことで蓄積された「附属三校コーディネーターの会」を通じて三校協働の成果を報告する。