和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究 1
2017-03-21 発行

初任者研修プログラムにおける訪問指導の実際と課題

The Practices and Problems about the Training Program of Novice Teachers at Schools
中山 眞弘 教育学部
須佐 宏 教育学部
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本文言語
日本語
開始ページ
35
終了ページ
44
キーワード(和)
初任者研修プログラム
初任者
訪問指導
カンファレンス
拠点校指導教員
和歌山大学教職大学院
抄録(和)
和歌山大学教職大学院における初任者研修プログラムに連携している和歌山市内の小学校及び中学校において、プログラムに参加する初任者は、週1回授業参観とカンファレンスを受けることになっている。本稿では、その授業参観とカンファレンスに基づく訪問指導において、実際に初任者がどのような指導を受けているのかについて紹介し、本プログラム実施による初任者の成長と課題について論じる。初任者には、板書、学習規律、教材研究といった授業づくりの技術面で、初任者の力量向上が見られた。また、連携協力校ではカンファレンスに出席する若手教員を中心とした同僚性の発達や、拠点校指導教員の指導力量向上の可能性が示唆された。
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