社会科の学習は,人が人らしく,よりよく生きるためのものだという。今回,私はその意味するところを探るために実践を続けていっにその結果得たものは,子どもの生活の中から社会科の単元は始まること。子どものみとりと着目児の必要性の再確認。そして何よりも子どもたちが本気になって学習に向かう姿勢にするための手立てだった。スーパーマーケットの学習では,自分たちで課題を生み出し,それを解決するために奮闘する子どもたちの様子をたくさん見ることができたこのことは,本気になって社会科という学習に取り組んだのだと考えていいのではないかと考えている。
だが,単元の目標に本時で至ることができたかと言えば否で,話し合いの場における子どもたちの学習のあり方や教師の指導のあり方をどうすればいいのかという課題を見つけることができた。