Assessment
Attention-Deficit-Hyperactivity Disorder
Structure
教室や家などで,落ち着いてなすべきことができない,注意して集中できにくい子どもは,「多動的な子」とか「落ち着きのない子」とか呼ばれる。そのような就学前・後の子どもについての教育相談が増えてきている。事例からその行動特性を明らかにし,心理検査を実施し,その結果に基づきアセスメントを行った。継続した課題を通じて,家庭生活と学校教育の場を分け,且つ相互の連携をとれるようにし矛盾のないように配慮した。事例に共通した方略は,構造化・インリアルアプローチ・ムーブメント教育・行動観察などである。