私達の身の回りには様々なメディアが存在する。ここ数年,めざましく進歩をしているコンピュータもその一つである。ネットワーク化されているコンピュータ,特にインターネットに接続されているコンピュータは,メディアとしての存在がクローズアップされよう。だから,インターネット接続されているコンピュータに目が向いていくのは当然な動きだが,こんな時だからこそ,今まで利用してきたメディアにも今一度目を向け,それぞれのメディアが持つ特性を理解させ,選択利用させていくことに価値が生まれてくると考える。そこで,小学校でのコンピュータ導入初期段階において,児童がどのようにメディアリテラシーを身につけていくのかを,児童の意識を追いながらモデルを作成した。