深日小学校は、平成28年度、大阪府より「子ども体力づくりサポート事業」として、児童の体力向上と教職員の指導技術の向上のため、岬町教育委員会および和歌山大学教育学部保健体育教室の指導・助言を得る機会を得た。1学期に行われた体力測定の講習を皮切りに、授業でのサポートやサーキットトレーニングの考案といった体力向上に向けた取り組みを行い、児童の体力測定の結果は2年間で大きく改善された。また、運動会での協力や小学生の大学見学などの連携を通して、小学校と大学がつながりを深めることができた。こうした小大連携を軸に学校の活性化、特色づくりを目指し、さまざまな取り組みを計画的に進めている。特に小大連携や平成29年度より大阪府の小学校で導入されたアクティブ・スクール実践校としての取り組みを通して、学校、家庭、地域、大学の連携が強くなり、小規模校として特徴的なカリキュラム・マネジメントの確立につながっている。