生活科の学習において“気付き”とは,身近な「自然」や「社会」を,自分とのかかわりを通して再認識していく発達痴堵であると捉えている。その‘‘気付き”の質を高めていく(更新していく)ためには,子どもが自らの‟気付き”を自覚することがスタートとなり,その‟気付き”をどのように表現するのか,仲間に伝えていくのかが大切となる。
対象との出あわせ方や環境作りを含め,子どもが自らの“気付き”の変容を通して自己の成長を実惑できるための支援のあり方について,①豊かな言語力を育む,②自然体験や人とかかわる活動の充実,③科学的な見方や考え方の基礎を育む,の3つを意識して取り組むこととした。