和歌山大学教育学部付属小学校紀要 35
2012-03-01 発行

コミュニケーション能力の素地を育む外国語活動 : 必然性のあるコミュニケーション活動を通して

辻 伸幸
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
138
終了ページ
141
記事種別(和)
外国語活動領域提案
キーワード(和)
外国語活動
コミュニケーション能力の素地
必然性を高めたコミュニケーション活動
保護者ボランティアの活用
質の高い学びを支える焦点化
抄録(和)
本論文は,必然性のあるコミュニケーション活動を通して外国語活動におけるコミュニケーション能力の素地を子どもたちが育むためのアプローチを確立することが目的である。必然性を高める工夫として保護者ボランティアの支援を計画的に取り入れた。保護者ボランティアを有効に活用すれば指導者が一人の時と比べ,必然性を高めたコミュニケーションを取る時間がその人数分増えることにつながる。また,子どもたちの質の高い学びを成立させるための焦点化をメタ認知的手法で取り入れた。このことにより子どもたち一人ひとりの主体的な外国語活動の学びが成立し,コミュニケーション能力の素地を育むことができると考えられる。
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出版者版