和歌山大学教育学部付属小学校紀要 35
2012-03-01 発行

自然の“本質をさぐる”理科の学びにおける焦点化について : 自己の変容とそれを支える要因

馬場 敦義
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
66
終了ページ
71
記事種別(和)
理科教科提案
キーワード(和)
理科学習
メタ認知
コンセプトマップの開発対話
学びの可視化
抄録(和)
本研究では,理科の授業における,自然の‟本質をさぐる”学びを作り上げていく際の焦点化について考えていく。これまで,子どもたちの思いや考えは,「文章・絵・図・言葉・モデル・身体表現」を通してとらえてきている。また,学びの変容をみとるためには,イメージ図やイメージマップも活用してきた。さらに,今年度は,自己の変容を明らかにしてくために,キーワードによるコンセプトマップで子どもたちの思いや考えをとらえることにする。省察が生まれる場面での理科の実践を通してみていくことで,課題解決の過程の中でどのように子どもたちの考えが変容しているのかをみとり,それらを支える要因にはどのようなものがあるのかを明らかにしていく。
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出版者版