和歌山大学教育学部付属小学校紀要 35
2012-03-01 発行

自分たちで学習を進める土台づくり : 国語科の学習を通して

三上 祐佳里
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
146
終了ページ
149
記事種別(和)
複式提案
キーワード(和)
言葉司会
記録
板書
司会用台本
抄録(和)
1・2年生は,複式学級として,自分たちで学習を進める基本的な姿勢を身につけるために重要な学年である。国語科の学習でも,言葉や文字の使われ方や使い方が重要になっている。国語の授業をとおして,低学年としての基本的な言葉の力を身につけるだけでなく,そこから複式学級として, どの教科にも共通する司会,記録としての言菓の使い方,こだわり方につなげられないかと考えた。
1・2年生の国語の教科書を見ていくと,基本的な話形や文章の書き方が扱われている。司会や記録の仕方を目標に持つことで,国語科の学習で重要な言薬へのこだわりへとつながる場面も多くあった。国語科の学習を中心に,複式学級としての授業の進め方を扱うことで,算数や学級会活動など他教科・領域でも活かせる,司会や記録の力を育てることができたと考える。
著者版フラグ
出版者版