和歌山大学教育学部紀要. 教育科学 69
2019-02-08 発行

発達障害のある児童生徒の二次障害に関する研究 : 通級指導教室の教師への聞き取りを通した質的分析

A study on secondary disability with students who has developmental disabilities : Qualitative Analysis through interviews with the resource room teachers
杉浦 菜実 和歌山県立はまゆう支援学校
尾崎 由美子 和歌山市立木本小学校
増田 伸江 和歌山市立河西中学校
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
1
終了ページ
6
キーワード(和)
特別支援教育
発達障害
二次障害
通級指導教室
通級による指導
抄録(和)
本研究の目的は、通級指導教室の教師への聞き取りを通して、発達障害のある児童生徒の二次障害に対して、教師がどのような支援を行うべきかを検討し、考察することである。学校現場における二次障害に対しては対症療法的な対応を行うことが多いが、本研究でのインタビューから、二次障害の兆候に教師が気付くことや、広い範囲で連携し、社会全体で児童生徒の二次障害を予防するために動くことが重要であることが明らかにされた。
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