和歌山大学教育学部紀要. 教育科学 69
2019-02-08 発行

知的障害特別支援学校の教科指導に関する現状と課題 : インタビュー調査より

Current Status and Issues Relating to the Teaching of Subjects in the Special Needs School for Students with Intellectual Disabilities. : An Interview Survey
小畑 伸五 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
井上 典子 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
久保田 真由子 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
辻岡 麻起子 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
中筋 千晶 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
西本 一史 和歌山大学教育学部附属特別支援学校
フルテキストファイル
Self DOI [info:doi/]
本文言語
日本語
開始ページ
7
終了ページ
11
キーワード(和)
知的障害特別支援学校
教科指導
質的分析
教育課程
抄録(和)
学習指導要領の改訂に伴い、知的障害特別支援学校では、各教科をはじめとして教育課程編成について見直し、その在り方を検討していくことが重要な課題となっている。本研究では、知的障害特別支援学校の国語・算数(数学)・理科・社会・外国語の学習指導に関する現状と課題について明らかにするために授業観察とインタビュー調査を行った。データの質的分析を行った結果、【実態把握】【学習内容選定】【実施と評価】【教育課程の連続性】の4つのカテゴリーが生成された。カテゴリーの関連を検討したところ、知的障害特別支援学校の教科学習では、とくに【実態把握】における学習集団の編成や学習形態、【教育課程の連続性】が担保できる【学習内容選定】について課題があることが明らかになった。
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